博物館ノート

郵便飛行双六(子供エホン正月フロク)大正9年

収蔵品

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郵便飛行双六

これは年賀状が届くまでを双六にした雑誌の付録で、大正8年10月から試行的に開始された東京-大阪間の「飛行郵便」をテーマとしている。年賀状を搭載した飛行機が、さまざまな困難を乗り越えることで、年賀状が配達されるといったストーリになっている。
航空郵便規則が制定され、正式に「航空郵便」の取り扱いが開始されたのは、昭和4年4月1日であった。